毛穴トラブル解消に効く化粧品有効成分

毛穴引き締め化粧品やニキビ肌用化粧品に配合される主な有効成分の一覧です。

毛穴引き締め(収れん)成分

■ハマメリスエキス
ハマメリスの葉から抽出したエキス。収れん作用、消炎効果があり、毛穴を引き締める作用があるため、ニキビ肌用化粧品によく配合されます。

■エゾウコギエキス
エゾウコギの根から抽出されるエキス。収れん作用や細胞活性作用があるため、アンチエイジング目的の化粧品に多く用いられる。

■海塩
海水から得られるミネラル成分を豊富に含む成分。肌を引き締める目的の化粧品に用いられる。

■クエン酸
柑橘系の果物に含まれている有機酸。毛穴収れん作用や角質柔軟作用もある。また、肌のpHを調節する効果もあるため、化粧水などの多くの化粧品に配合される。

■シラカバエキス
シラカバから抽出されるエキス。フラボノイドなどを含み、収れん作用、抗炎症作用などの効果がある。

■チャエキス(緑茶エキス)
主に緑茶から抽出されるエキス。抗酸化作用、収れん作用、抗炎症作用などがある。

■ホップエキス
ホップから抽出されるエキス。収れん作用、殺菌作用があり、主にニキビ肌用化粧品に配合される。

保湿成分

■BG(ブチレングリコール、1.3ブチレングリコール)
水分を吸収して水分を保持する作用があり、皮膚への悪影響の心配が少ないため保湿成分として幅広く利用されている。少し粘度もあるが、使用感は比較的サラっとしていてべたつきは少ない。

■PG(プロビレンクリコール)
水分を保持して保湿する効果があるため、主に乾燥から肌を守る化粧品に配合される。

■PEG-20(ポリエチレングリコール1000)
水分を溜め込む作用があるため保湿成分として化粧品に広く配合されている成分。平均分子量が600までの製品は表示指定成分。

■グリセリン
水分を吸収して水分を保持する効果があり、保湿効果に優れる成分で、多くの化粧品にはグリセリンが使用されている。無色で粘性があるため、製品の硬さや粘度を出すためにも用いられるが、配合量が多くなると皮膚に刺激を与えてしまう特徴もある。

■加水分解コラーゲン
皮膚表面で保護膜をつくり、外敵からのバリア機能や肌荒れを防いで健康的な肌を維持する成分。豚の皮などから酸やアルカリ、酵素を使って加水分解した水溶液。

■コンドロイチン硫酸Na
ムコ多糖として真皮にも含まれる成分で、可溶性で高い粘質性により保湿効果が高い。主にサメの軟骨から抽出されて精製されている。

■水溶性コラーゲン
真皮に存在するだけでなく骨や血管などにも含まれるタンパク質の一種。分子が大きいため真皮にまでは浸透しないが、肌となじみやすく皮膚上に膜をつくって外敵から肌を保護する性質や水分蒸発を防ぐ効果をもつ。

■セラミド
水に溶けることが出来る特殊な脂質で、人の皮膚にも存在する細胞間脂質の主成分。角質層を満たしてバリア機能としての働きや、保湿性が高いため水分蒸発を防ぐ働きもある。

■セリン(L-セリン)
角質層中の天然保湿因子NMF中に遊離アミノ酸として存在する。セラミドほどは保湿効果は高くないが、天然保湿因子の中では水分を保つ効果が高く、肌に柔軟性やハリを与える作用もある。乾燥肌向け化粧品に多く配合されている成分。

■ソルビトール(ソルビット)
刺激性が少ないため保湿目的成分として多くの化粧品に配合されている成分。

■乳酸Na
肌の角質層に存在する天然保湿因子NMFの一種。保湿効果だけでなく、角質柔軟作用がある。

■ヒアルロン酸Na(ヒアルロン酸ナトリウム)
ムコ多糖として真皮にも含まれる成分。ヒアルロン酸は1gで6リットルの水分を含むことが可能で刺激が少ないため、保湿を目的として化粧品に多く利用されている。配合量が多くなると粘性も強くなる。

■マンニトール
保湿効果により化粧品に多く配合される。また、ビタミンなどの安定剤としても用いられる。

■リジン(Lーリジン)
肌の角質層に存在する天然保湿因子NMFの一種。水分保持だけでなく皮膚にハリや弾力、柔軟性を与える効果がる。また、肌荒れ防止に有効で保護クリームや軟膏などにも多く利用されている。

■ローヤルゼリー
皮膚細胞の活性化する効果があるため、新陳代謝を促進などのアンチエイジング目的の化粧品に配合されていることが多い成分。また、ビタミンやアミノ酸などを豊富に含有している。

■尿素
皮膚の角質層に存在する天然保湿因NMFの一つ。保湿効果が高く、創傷治癒作用、細胞活性作用があり、保湿クリームやハンドクリームなどの化粧品に多く利用される。

殺菌成分

■イオウ
石油の精製過程で得られる成分。ニキビが炎症する原因になるアクネ菌を殺菌する作用があり、角質を柔らかくして古い角質を取り除く働きによりニキビの芯を出す作用があるため、主にニキビ用の化粧品に使われ、皮膚科医が外用薬として処方することも多い。

■イソプロピルメチルフェノール
殺菌作用として利用される成分です。高い殺菌作用をがありニキビの原因になるアクネ菌を殺菌する作用があるため、主にニキビ肌用の化粧品に含まれています。

抗炎症成分

■アラントイン
消炎作用を中心に皮膚の傷を正常に治癒する働きや、細胞を増殖する作用があり、主に肌荒れを改善するための化粧品に配合される。アレルギー性物質の刺激を抑える働きもある。

■グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)
甘草の根から抽出される成分。抗炎症作用、抗アレルギー作用があり、主にニキビ肌用化粧品に配合される。水によく溶ける性質から化粧水に用いられる。

■塩酸ピリドキシン(ピリドキシンHC1)
ビタミンB6の化学名。不足すると様々な皮膚病を引き起こすといわれている。ニキビ・肌荒れ目的の化粧品に用いられる。

■カラミン
肌を保護する効果や肌を引き締める作用がある。日焼け止めや肌荒れを防ぐ目的の化粧水や軟膏に配合される。

■グアイアズレンスルホン酸Na
抗炎症作用や殺菌効果がある成分。ニキビ・肌荒れを防ぐ化粧品に用いられる。

■グリチルレチン酸ステアリル
甘草の根から抽出されるグリチルリチン酸をさらに酸で分解して得られる成分。強力な抗炎症作用があり、主にニキビ・肌荒れ目的の化粧品に配合される。

毛穴黒ずみ(しみ)に効く美白成分

■アルブチン
西洋ナシなどの植物の葉や皮から抽出される有効成分。色素細胞内でメラニン色素を合成するチロシナーゼ酵素の働きを抑制する作用があるため、美白化粧品に使用される。

■エラグ酸
タラの実のサヤ部から抽出される成分。メラニン色素を合成するチロシナーゼ酵素の働きを抑制して、しみ・そばかす・色素沈着を出来にくくする。

■加水分解シルク
絹繊維を構成するタンパク質フィブロンを加水分解して得られる成分。チロシナーゼ酵素の働きを抑制する作用があるため、主に美白化粧品に使用される。また、保湿効果も高い。

■コウジ酸
お酒などを発酵させる際に使用するコウジカビの培養液から抽出される成分。チロシナーゼ酵素の活性を抑制する作用があるため、主に美白化粧品に配合される。

■油溶性甘草エキス
甘草の根から抽出された油溶性のエキス。主成分であるグラブリジンには、メラニン色素の合成するチロシナーゼ酵素の抑制作用がビタミンCやコウジ酸などよりはるかに高い。また、活性酸素抑制効果もある。

■リン酸アスコルビンマグネシウム
安定性が高く肌の奥まで届くビタミンC誘導体。リン酸型にすることによって酵素によって、ただのビタミンCより細胞内に取り込まれやすくなる。ビタミンCの抗酸化作用により、しみ、そばかす、にきびなどに有効。また、ビタミンCはコラーゲン生成にも関与するため、シワやたるみなどにも効果がある。

角質剥離作用のある成分

■グリコール酸
サトウキビのブドウの実や葉などの含まれる成分。角質の柔軟、剥離作用があるため、角質ケアを目的とした洗顔料や化粧品に使用される。またケミカルピーリング治療でもピーリング剤として用いられる。ただし、刺激性が強いため肌状態に合った適切な濃度で使用する必要がある。

■乳酸
牛乳やデンプンなどから合成される成分。配合量により肌への作用が異なり、少ない場合は角質の柔軟成分として、多い場合は角質剥離剤として古い角質を除去する目的で利用される。

■サリチル酸
角質を柔軟にして古い角質を取り除く作用があり、ケミカルピーリングにも用いられる成分。また、殺菌の繁殖を防ぐ作用があるので、ニキビ肌用の化粧水にも用いられる成分。